ガーシー議員が除名の場合「前議員バッジ」交付せず 参議院が決定(2023年3月14日)
参議院は政治家女子48党のガーシー議員が国会議員の資格を失う「除名」となった場合、議員退職者に与えられる「前議員バッジ」を交付しないことを決めました。
「前議員記章」、いわゆる「前議員バッジ」は国会議員が引退したり選挙で落選したりした場合などに交付されるもので、着用していれば自由に国会に出入りすることができます。
ガーシー議員に対しては14日の懲罰委員会で最も重い除名処分が決定していて、15日の本会議で正式に決まる見通しです。
参議院の議院運営委員会は14日に対応を協議し、「初当選以来、一度も国会に登院しておらず、院議に反した」などとして、ガーシー議員に前議員バッジを交付しないことを決定しました。
参議院で前議員バッジが交付されないのは1994年以来となります。
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