【来年就航】国際線の新ブランド「AirJapan」”男性がスカートはくことも想定”

【来年就航】国際線の新ブランド「AirJapan」”男性がスカートはくことも想定”

【来年就航】国際線の新ブランド「AirJapan」”男性がスカートはくことも想定”

国際線の新ブランド「AirJapan」が来年2月に就航します。9日、ボーダーレスを目指した客室乗務員の制服が披露されました。こだわりのポイントや意外な機能が隠されているという新たな制服。発表まで工夫を重ねたプロジェクトチームに密着しました。

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来年2月から東南アジア路線を中心に運航する新たな航空ブランド「AirJapan」。運賃はLCC(=格安航空会社)に近く、客室はエコノミークラスのみでLCCとフルサービスの“いいとこ取り”となっています。

そして9日、初披露されたのが、客室乗務員の新たな制服です。“日本らしさを感じてほしい”と曙(あけぼの)色の帯ベルトで「結び」を、スカートの裾で「重ね」を表現しました。

AirJapan 峯口秀喜社長
「ジェンダーフリーで、男性がスカートはくことも想定」

スカートやパンツ、足元もパンプスやスニーカーなど自由な着こなしができるというこの制服には、意外な機能が隠されていました。

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今年1月、プロジェクトチームのメンバーが制服の絞り込みを行っていました。

制服プロジェクトのリーダー 横内麻央さん
「(制服を)初めて見るという緊張もあると思いますけど、ぜひ見ていただきたい」

AirJapanの客室乗務員は外国籍を含む男女約520人です。制服は通常、個人貸与ですが、今回、採用する制服は客室乗務員の中でシェアするため、さまざまな意見が出ました。

プロジェクトメンバー
「これまでが個人貸与で自分にぴったりのサイズを着ていたので、やっぱり抵抗がある」
「誰が着ても着られるかっていうのはこだわりがあって、パンツの丈を調節できるだとか」

発表会まであと1か月となった先月、実際に制服を着ることになる客室乗務員に見てもらいました。

制服プロジェクトのリーダー 横内麻央さん
「男性でも女性でも着られる『ボーダーレス』というところを目指していて」

客室乗務員
「新しい会社らしくフレッシュな感じですよね」

評判も上々のようでした。

そして、ようやく決まった新たな制服には、誰が着てもきちんと着こなせるようウエストは伸縮ベルト、丈はボタンで調節できる工夫が施されています。

横内さんは「客室乗務員が個性を大事にして、自分が着たいものを着用して業務にあたるところがポイント。(AirJapanが)制服を通して浸透していくといい」と制服に込めた思いを語りました。
(2023年3月9日放送「news every.」より)

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