吐しゃ物から致死量のタリウム…逮捕の男は病院同行せず『ゴルフ練習場』に行っていた（2023年3月7日）
京都市で女子大学生にタリウムを摂取させ殺害したとして男が逮捕された事件で、女子大学生が吐いたものから致死量に達するタリウムが検出されていたことがわかりました。
京都市の不動産業・宮本一希容疑者（３７）は、去年１０月に大学３年生の濱野日菜子さん（２１）のマンションで、濱野さんにタリウムを摂取させ殺害した疑いが持たれています。濱野さんはマンションで宮本容疑者と酒を飲んだ後、体調が急変したということです。
捜査関係者によりますと、濱野さんは両親に付き添われて病院へ搬送されましたが、その車中で嘔吐し、服に付着した吐しゃ物から致死量に達するタリウムが検出されたということです。警察は宮本容疑者が多量のタリウムを準備した可能性があるとみています。
宮本容疑者は病院に同行しておらず、逮捕前の任意の調べに対し「仕事があるため」と話していましたが、ゴルフの練習場に行っていたことがわかり、警察が当時の行動を調べています。
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