2児放置死で検察が懲役8年求刑 被告人母親「いまも変わらず宝物だし大好きだよと伝えたい」 神奈川・厚木市｜TBS NEWS DIG
神奈川県厚木市で車の中に子ども2人を放置し、死亡させた罪に問われた母親の裁判員裁判で、検察側は懲役8年を求刑しました。
長沢麗奈被告（22）は去年7月、厚木市で交際相手の家の駐車場にとめた車の中に長女の姫梛ちゃん（2）と長男の煌翔ちゃん（1）を置き去りにし、熱中症で死亡させた保護責任者遺棄致死の罪に問われています。
きょうの裁判で検察側は「交際相手と2人きりで過ごすことを優先し、子どもたちの様子を確認しなかった」「幼い命が2つも奪われた結果は重大」などと指摘し、懲役8年を求刑。
一方、弁護側は「愛情を持って育てていた」などとして、「懲役3年が妥当」と主張しました。
長沢被告は裁判の最後に「2人に楽しいことをさせてあげられたのに、命を奪ってしまったことを謝りたい」「いまも変わらず宝物だし、大好きだよと伝えたい」と顔を赤くし、涙ながらに話しました。
判決は今月8日に言い渡されます。
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