【園児のバス置き去り防げ!】『レーダーで検知』『マット踏めばクラクション』 4月から送迎バスの「安全装置」義務化(2023年2月17日)

【園児のバス置き去り防げ!】『レーダーで検知』『マット踏めばクラクション』 4月から送迎バスの「安全装置」義務化(2023年2月17日)

【園児のバス置き去り防げ!】『レーダーで検知』『マット踏めばクラクション』 4月から送迎バスの「安全装置」義務化(2023年2月17日)

園児がバスに置き去りされる事故が相次いだことから、今年4月から送迎バスへの安全装置の設置が義務付けられます。義務化を前に、子どもを守る実証実験が行われました。

 京都市右京区の「佛教大学附属幼稚園」で2月16日に行われた実証実験。通園バスの中に園児が1人取り残された設定です。

 バスのエンジンが切れてしばらくすると、バスのクラクションが鳴り、職員の携帯電話に“車内に子どもがいることを知らせるメッセージ”が届きました。クラクションは、車内の後ろにあるボタンを押すまで鳴り続けます。

 バスに残された女の子を検知したのは、バスの中にあるセンサー。園児が隠れていても、レーダーで検知できるということです。

 すでにアメリカのスクールバスには搭載されているというこの装置。海外メーカーが開発した子ども置き去り検知システム「LiDAS」です。エンジンが切れて5分たつと、天井のセンサーが車内のスキャンを開始します。レーダーは座席や毛布などを透り抜け、呼吸によるわずかな胸の動きなどを検知。子どもが椅子の陰に隠れていたり寝ていたりしても検知できるといいます。

 (佛教大学附属幼稚園 村上真理子副園長)
 「人の目で確認するといったところは、これからもしっかりと続けていきたいと思いますし、その上で万が一の時のために対応する機械があるのは、安心して保育という仕事にまい進できるかなと」

 おととしの福岡、そして去年の静岡と、バスに置き去りにされて幼い子どもの命が失われる事故が相次いだことから、国は今年4月から、送迎バスに安全装置の設置を義務付けることを決めました。この安全装置には国が定めた基準があり、現在6社の製品が国の認定を受けていますが、その認定を受けた会社が兵庫県姫路市にありました。

 (2023年2月17日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

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