トルコ 北欧2カ国のNATO加盟承認 個別判断の可能性 事務総長も同時にこだわらず(2023年2月16日)
トルコはNATO（北大西洋条約機構）へのスウェーデンとフィンランドの加盟承認について、個々に判断する可能性に言及しました。
NATOのストルテンベルグ事務総長は16日、トルコを訪問し、エルドアン大統領らと会談しました。
トルコのチャブシオール外相はスウェーデンとフィンランドのNATOへの加盟承認について「個々に評価を行う可能性がある」と明らかにしました。
ストルテンベルグ事務総長は「問題は同時に承認されることより、両国ができるだけ早く承認されることだ」と述べ、同時承認にこだわらない意向を示しました。
NATO加盟には全30カ国の承認が必要で、トルコとハンガリーが両国の承認を終えていません。
エルドアン大統領はイスラム教の聖典「コーラン」が燃やされるなどのデモがあったスウェーデンの加盟に、特に反対する意向を示しています。
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