【金正恩総書記】住宅と農場建設着工式に相次いで出席
北朝鮮では16日、金正恩総書記の父・金正日総書記の生誕から81年の記念日です。金正恩総書記は15日、平壌で行われた住宅と農場建設の着工式に相次いで出席しました。
16日付の「労働新聞」は、金正恩総書記が15日、平壌の和盛地区で行われた住宅建設の着工式に出席したと伝えました。北朝鮮は2025年までに、平壌に5万世帯分の住宅を建設する計画で、今年も1万世帯分を建設するとしています。
さらに、金正恩総書記は平壌の江東地区で行われた温室農場の着工式にも出席し、くわ入れを行いました。
韓国政府によりますと、北朝鮮の去年の食糧生産量は前年より18万トン減った451万トンで、食糧事情は悪化していると分析しています。
北朝鮮は今月下旬に朝鮮労働党の中央委員会総会の開催を予告していて、「重要かつ差し迫った課題」として、農業問題について議論する予定です。
また、15日はいずれの着工式でも金総書記は演説しなかったものとみられ、軍事パレードなどに参加したキム・ジュエ氏とみられる娘の姿はありませんでした。
16日は金正恩総書記の父・金正日総書記の生誕から81年の記念日で、キム・ジュエ氏が関連行事に出席するのか注目されます。
（2023年2月16日放送)
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