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【相次ぐ“気球”撃墜】もし住む街に飛来したら…「AR」で体感
アメリカ軍による中国の気球撃墜をめぐる問題で日本時間14日、アメリカ国防総省は新たに撃墜した偵察気球の写真を公開しました。日本でも過去、このような気球の飛来が確認されています。
もし、このような気球が私たちの街にも飛来してきたら、どのように見えるのか。AR技術で体感することもできます。
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改めて気球などをめぐる動きをまとめます。
アメリカ軍は今月4日、サウスカロライナ州で中国の偵察気球、いわゆる“スパイバルーン”を撃墜しました。
10日にはアラスカ州で小型車ほどの飛行物体が、11日にはカナダのユーコン準州で、12日にはアメリカ・ミシガン州のヒューロン湖と3日連続で飛行物体があらわれ、いずれも撃墜されました。この3つに関しては、“どの国のものかは不明”だということです。
そして日本時間14日、アメリカ国防総省は新たに、4日に撃墜された中国の偵察気球を輸送する様子の写真を公開しました。気球の高さは60メートルあったといいます。撮影されたのは10日で、アメリカ軍基地から分析のため輸送する準備をしている様子だということです。
オースティン国防長官は、10日から12日に撃墜した飛行物体については、「まだ、残骸を回収できていない」と説明しました。カナダ軍などと連携しながら回収を急ぐとしています。
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日本でも、2020年に宮城県などに気球が飛来しています。専門家の分析によると、アメリカで撃墜された偵察気球に酷似していて、直径は33メートルとみられるそうです。この気球は、高度3000メートル以上を浮遊していたということです。
もし、近くでこの気球を見ると、どのくらいの大きさに見えるのか、日本テレビは、AR=拡張現実の技術で大きさを体感できるウェブページを作りました。
参照:【AR】中国の“白い気球” 大きさを可視化 AR=拡張現実技術で体感する方法
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好きな場所にタブレットを向けると、まるでそこに気球があるかのように映ります。
例えば東京のシンボル、東京タワーの近くで、気球から50メートルほど離れた場所から見たという想定でこのARを使ってみると、東京タワーとの比較で気球の大きさを実感することができます。もし、この気球が地上にいる人たちから見えにくくなるには、相当な高度が必要であることがわかります。
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気球をめぐっては、新たな情報も入ってきています。
去年1月に屋久島周辺で確認された気球について、政府関係者によると、中国の偵察気球である可能性もあると判明しました。政府は情報収集と分析を急いでいます。
(2023年2月14日放送「news every.」より)
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