「骨一本ですけれどちゃんと供養してやれる」行方不明の女性の骨を発見 熱海市の土石流災害｜TBS NEWS DIG
おととし7月に発生した静岡県熱海市の土石流災害で行方不明となっていた太田和子さんの骨が発見されていたことが分かりました。
警察によりますと、骨は先月18日の午後、熱海港の土砂仮置き場で捜索中の警察官が発見しました。見つかった骨は長さ15センチほどで警察の科学捜査研究所が親族から提供を受けたDNA型と照合したところ、太田和子さんの骨であることが確認されました。形状などから左前腕部の骨とみられています。
太田さんは自宅にいたところ、土石流に巻き込まれたとみられ、骨は国道135号線の逢初橋付近から運ばれた土砂にまぎれていた可能性があるということです。
太田和子さんの息子 太田朋晃さん
「今まで色んな方に捜索していただいて、ご心配もしていただいた中で、やっと出てきたなと。本当に骨一本ですけれど、ちゃんと供養してやれる」
熱海の土石流災害をめぐっては、これまでに27人の死亡が確認されていて、警察はこれまでに延べ2万4000人を動員して捜索活動を続けてきました。
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