ピンハネも？早朝“ガールズバー”13歳少女を働かせ…店長ら逮捕(2023年2月3日)

ピンハネも？早朝“ガールズバー”13歳少女を働かせ…店長ら逮捕(2023年2月3日)

　押収された衣装です。フード付きのパーカーに、丈の短いスカートやショートパンツ。13歳・中学2年生の少女にこれらの衣装を着せ、接客させていた疑いです。

　児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、店長の渡辺理沙子容疑者（27）。そして、経営者の加藤亮二容疑者（44）ら6人。

　摘発されたのは、東京・錦糸町にあるガールズバー「Ocean　Blue」です。この店で、加藤容疑者らは去年10月、当時13歳だった少女に、客の相手をさせていたとみられています。

　13歳…中学2年生です。

　警視庁によると、少女は不登校気味で、遊ぶためのお小遣い欲しさにアルバイトを探していたものの、見つからず、地元の先輩に相談。その女性の紹介で、この店の面接を受けたといいます。

　店の営業時間は午前4時から正午ごろまでで、少女が店に出たのは合わせて7回ほど。時給は1500円から2500円でしたが、実際には衣装のレンタル代や勤務態度による罰金を引かれ、少女本人の話によれば、多い時でも1日8000円。少ない時は1日1000円しかもらえなかったといいます。

　加藤容疑者や渡辺容疑者は「女の子を働かせていたことは認めるが、15歳未満とは知らなかった」などと容疑を一部否認。

　しかし、少女を店に紹介した女性は、加藤容疑者に少女の年齢を伝えていたといいます。その際、加藤容疑者は「13歳はな～」と一度は渋っていたということから、少女の年齢を認識していた可能性もあります。
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