【男ら2人逮捕】ポケモンカード約2660万円相当を“窃盗” 「闇バイトに応募して…」

【男ら2人逮捕】ポケモンカード約2660万円相当を“窃盗” 「闇バイトに応募して…」

去年8月、千代田区のカードショップで「ポケモンカード」など539枚、約2660万円相当を盗んだとして2人が逮捕されました。容疑者の1人はフィリピン国籍の男で、「闇バイトに応募してやった」などと供述しているということです。

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東京・秋葉原の「ポケモンカード」を販売する店で去年11月、カードが盗まれる事件がありました。店の入り口の外側を映した防犯カメラが捉えたのは2人の人物。1人がバールのような物で店のシャッターをこじ開け、もう1人は防犯カメラの角度を変えました。

2人は、こじ開けたシャッターの下から店内に入り…次々とショーケースを破壊し、カードを盗んでいきました。店によると去年11月、壊された物などを含め、約2000万円もの被害にあったといいます。店が被害にあったのは、オープンしてからわずか6日後でした。

トレカ秘密基地・大久保翔店長
「ショーケースをみても、高額のところとか特にスカスカ。一番最初はもっと、びっしり埋まっていたので」

ポケモンカードの中には、高額で売買される物もあります。

ポケモンカードファン（30）
「2～3年くらい前から、急に買えなくなり始めて…」

ポケモンカードファン（15）
「高い物だと100万円とか」

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こうした“ポケモンカード窃盗”に関連して1日、2人の男が逮捕されました。窃盗・建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、フィリピン国籍のレイノーソ・ジェイ・ロニー容疑者（27）と、土木作業員の手塚学容疑者（25）です。

警視庁によると、2人は去年8月、千代田区のカードショップに侵入し、ポケモンカードや遊戯王カードなど合わせて539枚、約2660万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

調べに対し、レイノーソ容疑者は容疑を認め、「闇バイトに応募してやった。借金があり、金が必要だった」と供述。手塚容疑者も容疑を認め、「遊ぶ金がほしかった」などと供述しているということです。

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去年、ポケモンカードが盗まれる事件が各地で相次ぎました。警視庁によると、去年11月の秋葉原の事件や、去年12月に町田市や池袋で起きた事件など、都内ではポケモンカードなどを狙った同様の犯行が、少なくとも他に4件確認されています。1日に逮捕された2人が関与した可能性があるということです。

ポケモンカードが盗まれる事件にファンは――

ポケモンカードファン（30）
「盗みが多くなったと言われると、ファンとしては嫌ですね。そっとしておいてほしい」

ポケモンカードファン（15）
「カードショップとか行って、見つけたりするのが楽しみの1つなので、そこをやらずに盗むのは良くない」

15歳でもわかる“当たり前”のこと。1日に逮捕されたレイノーソ容疑者をはじめ、今年に入り、“闇バイト”経由で犯行に関わったとされる人物が立て続けに逮捕されています。警視庁は、他の窃盗被害との関連を調べています。
（2023年2月1日放送「news every.」より）

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