【相次ぐ強盗事件】7人組犯行か 新たに2人逮捕

【相次ぐ強盗事件】7人組犯行か 新たに2人逮捕

関東を中心に強盗事件が相次いでいます。去年12月に東京・中野区で起きた事件で、24日に新たに2人の男が逮捕されました。一方、狛江市の住宅で90歳の女性が殺害された強盗殺人と他の事件との接点も見えてきています。

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去年12月5日に発生した7人組の犯行グループによるとみられる東京・中野区の強盗傷害事件で、新たに男2人が逮捕されました。24日に強盗傷害などの疑いで逮捕されたには、埼玉県に住む職業不詳・山田雅也容疑者（22）と東京都の職業不詳・長谷川将司容疑者（26）です。この事件では、永田陸人容疑者（21）と和野正弘被告（34）が逮捕されています。

調べに対し、山田容疑者は黙秘し、長谷川容疑者と永田容疑者は容疑を否認しているということです。一方、和野被告は逮捕当時、容疑を認めていたといいます。

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関東各地で、強盗・窃盗事件が相次いでいます。中野区の事件で逮捕されている永田容疑者と、狛江市で起きた事件とのつながりが見えてきました。

19日に東京・狛江市の住宅で90歳の女性が殺害された強盗殺人事件で、事件当日に犯行に使ったとみられる白とシルバーのレンタカーが現場周辺で確認されていますが、事件翌日、このシルバーのレンタカーに永田容疑者が乗っていたことが新たに分かったのです。

捜査関係者によると、不審車両の通報を受け、警視庁が乗っていた男を職務質問したところ、男は永田容疑者で、車は狛江市で確認されたシルバーのレンタカーだったということです。

永田容疑者を通じて、2つの事件の関連性が浮上してきました。永田容疑者の近くに住む人は、年末に高級時計を3つ見せられたといいます。

近所に住む人
「（永田容疑者が）『おっちゃん、これ換金できるところ知らないか』って。帰ってきてから、金になったんか？って聞いたら、『偽物だったわ』と」

また今年に入ってからは、警察を警戒しているようなやりとりもあったといいます。

近所に住む人
「『変な車止まってたら、教えてくれ』って。どれが変な車か分からないって言ったら、『例えば、警察だったら、中に人がいて張り込んでる』とか」

永田容疑者の携帯電話からは、「狛江」という地名が記されたメッセージなどが残されていたことも分かっています。

また、狛江市の住宅に設置されていた玄関先を映すカメラのモニターが壊されていたことが、24日に新たに分かりました。

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狛江市の事件をめぐっては、12日に千葉・大網白里市で起きた事件の容疑者とのつながりも浮上しています。

強盗致傷の疑いで逮捕された自衛官の中桐海知容疑者（23）は、大網白里市のリサイクルショップで起きた強盗致傷事件で運転手役だったとみられています。

これまでの捜査で、中桐容疑者の携帯電話からも「狛江の住宅に強盗に入る」という趣旨のやりとりが見つかっています。さらに、大網白里市の事件に使われた車もレンタカーだったことが新たに分かりました。

警視庁は一連の事件について、強盗グループが組織的にメンバーを入れ替えながら、各地で事件を繰り返していた疑いがあるとみて、捜査を進めています。
（2023年1月24日放送「news every.」より）

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