支持率“危険水域”岸田総理「防衛力が必要です」83％が説明「不十分」(2023年1月23日)
岸田内閣の支持率が「危険水域」といわれる3割を初めて切るなか、23日、通常国会が召集されました。
旧統一教会との関係を指摘される細田議長へのやじから始まった通常国会。説明と求められている人が、他にもいます。
岸田総理大臣：「我々自民党は昨年末も大きな決断をいくつも行いました」
なぜ、その決断が必要なのか。国会での説明や審議よりも先にアメリカのバイデン大統領に報告し、歓迎されたと上機嫌の岸田総理です。
週末行ったANNの世論調査では、岸田内閣の支持率は28.1％。先月より3ポイント下がり、政権維持の「危険水域」と言われる3割を切りました。
岸田総理大臣：「外交にはその裏付けとなる防衛力が必要です」
その防衛政策の見直しについて、岸田総理の説明が「不十分だ」と答えた人は83％。「十分だ」の9％を大幅に上回りました。
岸田総理大臣：「日米同盟の抑止力・対処力を一層強化し」
防衛費の財源として段階的に増税する方針についても「支持しない」が58％。
23日の施政方針演説について野党は…。
共産党・志位委員長：「たくさんの論点がある。一切説明がない」
立憲民主党・泉代表：「増税という言葉を使わずに演説をした。見事な言葉遊びだった」
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