北日本で大雪 来週は最強寒波 10年に一度の寒波襲来 東京の雪の可能性は？【解説】｜TBS NEWS DIG
この冬、最強の寒波が近づいているということですが、1月19日からの雪の状況とこの後の天気の変化について見ていきます。
■10年に一度の寒波襲来 東京“雪”の可能性は？
手塚悠介 気象予報士：
この後の北海道も急激に雪や風が強まって荒れてきますので観光客の皆さんも気をつけていただきたいんですが、21日にかけて最大瞬間風速も北日本や北陸では30m～35mが予想されています。猛吹雪になりますので吹きだまりによる交通障害にも警戒が必要になってきますし、雪が強まるエリアも所々出てきます。21日にかけて、多いところで山沿いでは30～40cmぐらい積もるところも出てきそうです。
21日正午の予想はだいぶ雪のエリアが狭くなってきて、21日の昼には1回目の寒波の影響がおさまってきますが、この先が心配になってきます。2回目の寒気が来週の火曜日（24日）から木曜日（26日）に流れ込んできます。ここの寒気が“10年に一度クラスの寒気”と言われていて、それだけ寒くなりますし雪の降るエリアも広くなってきます。北日本だけではなく松山や福岡でも雪が降ってくる予想で、平地でも積もるようなことがあるかもしれません。立ち往生や停電などが発生する恐れがあるので、今のうちに備えをお願いしたいです。
南波雅俊キャスター：
気になるのが東京なんですけど、2022年1月6日は雪が10cm積もりました。その前日のNスタで國本未華さんが「東京は曇。雪の可能性は30～40%降ってもうっすら積もるほど」という予想をしていましたが、その予想を上回る形で雪が降ります。
東京で積雪27cmと過去10年で最も積もった2014年2月8日、前日のNスタで森田正光さんは「（明日は）迷わずに雪！それも大雪です。特に都心は10～15cmぐらいは積もる。場合によっては20cmぐらい。とにかく大雪に警戒が必要」と言っていましたが、それ以上の27cmという降り方になりました。
森田さんのみならず國本さんも外してしまいましたが、東京の雪は難しいんですか？
手塚 気象予報士：
予想が本当難しくて、2022年に関しては私も雨だと思っていたんです。けれども大雪になってしまった。まず雨か雪かも難しいんですけれども、量を見積もるのが非常に難しくて「こうです」とは言いづらいですね。
南波キャスター：
月曜日（23日）の東京は雨なのか雪なのか、手塚さん、お願いします。
手塚 気象予報士：
コンピュータの予想を見ると月曜日の朝の段階だと結構雪の予想が出ています。お昼前になると都心にもちょっと雪のエリアでてきて、お昼過ぎになると雨に変わってくる予想です。でも私個人的には雨じゃないかと思っております。
ホラン千秋キャスター：
公共交通機関などに影響がない程度に降るぐらいであればいいんですけどね。
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