30代男性と男児2人か…「脱衣場で発見」搬送先で死亡 休日には河原で仲良く遊ぶ姿も(2023年1月14日)
山形県東根市の住宅で幼い男の子2人を含む3人が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。3人はこの住宅に住む30代の男性と幼い子ども2人とみられています。一体、何があったのでしょうか。
屋根などに雪が残った住宅街。一軒の家の前に警察車両が止まり、規制線が張られていました。現場となった東根市は県中央東部に位置し、山形空港や山形新幹線の停車駅も付近にある場所です。
警察によりますと、東根市の住宅で住人の30代の男性と未就学児と思われる男児2人が倒れているのを一緒に住む家族が発見。14日午前8時半ごろ、親戚を介して119番通報されましたが、搬送先の病院で3人の死亡が確認されました。
周辺住民：「うちの家内が午前9時くらいに救急車2台くらい通ったということを聞きました。何かあったんだなという感じです」
さらに近くに住む人によりますと、家族は5人暮らしで夫婦と子ども3人。3人の子どもは、小4の長男と2歳から4歳の男の子が2人。また、倒れていた3人は脱衣所で発見されたといいます。
この近隣住民は、事件のあった家に住む小4の長男から事件直後に話を聞いたといいます。
近くに住む男性（事件のあった家の長男からの話）：「リビングで寝ていた長男が目を覚まして廊下に出ると、ガスの臭いがした脱衣所から足が見え、体が倒れていたため扉が開けられなかった。リビングに置いてあった父親の携帯電話を使い知人の男性に連絡し、親戚の人が119番に通報した」
また、別の近隣住民によれば、夫は面倒見のいい人で休みの日には子どもと庭で草むしりや近くの河原で遊んでいたといいます。
消防によりますと、倒れていた3人は着衣の乱れなどなく、近くに燃焼中の練炭があったということです。また、部屋の窓には目張りがされ、閉め切られていました。
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