「オーマイゴッド！」アメリカ南部で巨大竜巻 街直撃で建物倒壊…瓦礫と化す(2023年1月13日)
アメリカ南部で巨大な竜巻が相次いで発生し、建物が吹き飛ばされるなど甚大な被害が出ています。アラバマ州では6人が死亡したということです。
空を黒く覆い突然、現れた巨大竜巻。ショッピングセンターの目の前に現れ、戸惑う住民たち。場所はアメリカ南部にあるアラバマ州。映画「フォレスト・ガンプ」の舞台にもなり農園や牧場、緑豊かな平野部が広がるこの地域に次々と竜巻が発生。農園に現れた巨大な雲。
父親：「竜巻が来るぞ！」
子どもの悲鳴が響き、父親は家族を避難させます。雲は地上につながり、さらに勢いを増し、移動していきます。これは竜巻が通過した時の防犯カメラの映像。横殴りの激しい雨が襲い、がれきは上空4キロメートル以上の高さまで飛ばされたといいます。竜巻が過ぎると、町はまるで爆撃を受けたかのように破壊されていました。ショーウィンドーは粉々に。竜巻の通り道になった建物は倒壊し、がれきと化しています。上空から見ると被害の深刻さがより明らかに。屋根の半分が吹き飛ばされた倉庫や、土台だけを残した住宅も。線状降水帯がアメリカ南部を横断し、嵐が発生。12日の時点で少なくとも20の竜巻が観測されたといいます。
異常ともいえる気象現象は世界各地でも。ほとんど雨が降らないといわれるエジプトでは洪水が発生。気象専門家には10年で1.7℃気温が上昇するなど、温暖化が進んでいると指摘。ピラミッドが消滅する危険性も警告しています。
インド・ニューデリーは霧に包まれました。太陽が隠れ、日中にもかかわらず、まるで夜のような状態に。夜、気温が低下すると発生するともいわれ、ライトを頼りに歩く人々の姿が。
これはロシア極東・サハ共和国で撮影された映像。屋外に出したカップ麺。すぐに麺は凍り付き、カチカチになりフォークにつるされています。厳しい寒さが続くロシアではこんな不思議な光景も。家がつららだらけなり氷で覆われたのです。その理由はというと…この家では火災が発生し、その消火の際、掛けられた水が凍り付き、つららになったのです。当時、気温はマイナス25℃を下回っており、家全体が凍ってしまったということです。
この寒気は来週、日本に下がってくるとみられ、北日本などで急激な冷え込みに注意が必要です。 （C） CABLE NEWS NETWORK 2023
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