山上徹也容疑者を殺人・銃刀法違反の罪で起訴へ 鑑定状況から刑事責任を問えると判断(2023年1月13日)

山上徹也容疑者を殺人・銃刀法違反の罪で起訴へ 鑑定状況から刑事責任を問えると判断(2023年1月13日)

山上徹也容疑者を殺人・銃刀法違反の罪で起訴へ 鑑定状況から刑事責任を問えると判断(2023年1月13日)

安倍晋三元総理が銃撃されて死亡した事件で、奈良地検は1月13日、山上徹也容疑者(42)を殺人罪などで起訴する方針です。

 去年7月8日、奈良市で参院選の演説中だった安倍晋三元総理が銃撃されて死亡しました。殺人などの疑いで送検された山上徹也容疑者について、奈良地検は去年7月~1月10日、刑事責任能力の有無を調べるために鑑定留置を行っていました。

 捜査関係者によりますと、山上容疑者は逮捕当初からの調べに「旧統一教会への母親の多額の献金のせいで難病の兄が十分な治療を受けられず自殺し、自分も大学に行くことができなかった」「安倍元総理と教団との間につながりがあると思い狙った」などと供述していました。

 警察によりますと、1月10日から再開した取り調べでも容疑を認め、動機として同様の趣旨の話をしているということです。

 奈良地検は鑑定状況から刑事責任を問えると判断。1月13日、殺人と銃刀法違反の罪で起訴する方針です。

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