山上徹也容疑者「母の献金のせいで難病の兄が十分な治療受けられず苦しんで自殺した」(2023年1月11日)

山上徹也容疑者「母の献金のせいで難病の兄が十分な治療受けられず苦しんで自殺した」(2023年1月11日)

山上徹也容疑者「母の献金のせいで難病の兄が十分な治療受けられず苦しんで自殺した」(2023年1月11日)

安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で、鑑定留置を終えて移送された山上徹也容疑者(42)が、これまでの調べに「母親の献金のせいで兄は自殺し、自分も大学に行けなかった」などと供述していることがわかりました。

 安倍元総理を銃撃し殺害した疑いで送検された山上徹也容疑者は、1月10日に鑑定留置を終えて奈良西警察署に移送され、再び検察や警察の取り調べを受けています。山上容疑者はこれまでの調べに、犯行動機として旧統一教会への恨みをあげていますが、捜査関係者によりますと「母が旧統一教会に多額の献金をしたせいで、難病の兄が十分な治療を受けられず苦しんで自殺した。私も大学に行くことができなかった」などと供述していることがわかりました。

 奈良地検は、精神科医による鑑定状況から刑事責任を問えると判断していて、1月13日までに殺人と銃刀法違反の罪で起訴する見込みです。

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