安倍氏銃撃事件から半年…現場で手を合わせる人も　検察は容疑者を殺人罪などで起訴へ（2023年1月8日）

安倍氏銃撃事件から半年…現場で手を合わせる人も　検察は容疑者を殺人罪などで起訴へ（2023年1月8日）

安倍晋三元総理（６７）が銃撃され死亡した事件から１月８日で半年です。奈良地検は殺人の疑いで送検された鑑定留置中の男を１月１３日までに殺人罪などで起訴する見込みです。

　去年７月、奈良市の近鉄大和西大寺駅近くで、参院選の遊説中だった安倍晋三元総理が銃撃され、死亡しました。事件から半年となる１月８日、現場では手を合わせる人の姿も見られました。

　（現場を訪れた人）
　「改めて追悼といいますか、安らかにお眠りくださいと」
　「（容疑者の裁判については）一般国民が理解できるような裁判になってほしいですね」

　殺人の疑いで送検された山上徹也容疑者（４２）について、奈良県警は１月６日に銃刀法違反の疑いで追送検しました。また、奈良地検が去年７月から行っている鑑定留置は１月１０日に期限を迎え、捜査関係者によりますと、精神科医による鑑定の状況から刑事責任能力を問えると判断し、奈良地検は山上容疑者を１月１３日までに殺人と銃刀法違反の罪で起訴する見込みです。

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