自民・後藤田氏が徳島県知事選の出馬会見　三木議員もすでに出馬表明　保守分裂選挙か（2023年1月6日）

自民・後藤田氏が徳島県知事選の出馬会見　三木議員もすでに出馬表明　保守分裂選挙か（2023年1月6日）

“春の政治決戦”に向けて、準備が加速しています。

　年頭の記者会見で今年４月の統一地方選への決意を語った岸田文雄総理。

　（岸田文雄総理　１月４日）
　「地方自治体における選挙は、我が国の民主主義にとって非常に重要な選挙です。与党としてもしっかりとした成果を出してまいりたいと思います」

　各党の代表も意気込みを語りました。

　（立憲民主党　泉健太代表　１月５日）
　「我々にとって大事な戦いでもあります。日本の政治に自民党に代わる選択肢を作ってほしいと、実は心底願っている多くの国民が、声を出しにくい環境でも大勢おられます」

　（公明党　山口那津男代表　１月４日）
　「全力で全員当選を目指して出発していきたいと思います。これからの世界の流れ、そして日本の行く末がこの１年にかかっている」

　統一地方選では徳島県知事選も。１月６日に徳島市内のホテルで出馬会見を開いたのは、自民党の前衆議院議員・後藤田正純さん（５３）。後藤田さんは、２０００年の衆院選で徳島３区で初当選し８期目を務めていましたが、今年１月５日に知事選出馬のため辞職しました。

　（後藤田正純さん　１月６日）
　「すべてを私のルーツである徳島県にささげたい。地方創生戦国時代に徳島は勝ちに行く」

　徳島県知事選には同じ自民党の三木亨参議院議員（５５）も無所属で出馬を表明していて、党内で２人が立候補する保守分裂の知事選となる見通しです。

　（三木亨さん　去年１２月）
　「県民の皆さんの力を一体となって十分に引き出せていないのが今の現状だというふうに感じています。徳島で生まれ育ったものとして、この徳島を何とか立て直したい」

　現職で５期目の飯泉嘉門知事は、態度をまだ明らかにしていません。

　春の政治決戦は、今年の政治や岸田政権にどのような影響を与えるのでしょうか。

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