米・アイダホ州 大学生4人殺害 隣の州の大学院生（28）を逮捕(2022年12月31日)
アメリカのアイダホ州で大学生4人が殺害された事件で、発生から46日が経って近くの街に住んでいた28歳の男が逮捕されました。
アメリカ西部のアイダホ大学の学生4人を殺害した疑いなどで、ワシントン州立大学の大学院生、ブライアン・コーバーガー容疑者（28）が29日、逮捕されました。
犯行現場近くの映像に映っていた車の持ち主からコーバーガー容疑者が浮上し、出身地の北東部ペンシルベニア州に帰っていたところ、身柄を拘束されました。
事件は11月、アイダホ州モスコウにあるアイダホ大学近くの住宅で、共同生活していた女子学生3人と、うち1人の交際相手の男子学生1人が刃物で刺されて死亡しているのが発見されました。
コーバーガー容疑者が通うワシントン州立大学は、現場から州をまたいで車で16分ほどの場所にあります。
捜査関係者の話として、現場から採取されたDNAがコーバーガー容疑者のものと一致したと報じられています。
複雑怪奇な事件としてアメリカで大きく報じられてきたこともあり、警察は詳細な情報を公開せずに、容疑者の刑事訴追を優先する考えで、犯行の動機などは明らかになっていません。 （C） CABLE NEWS NETWORK 2022
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