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兵庫・斎藤知事「阪神・淡路大震災の被災者への貸し付け」の『返済免除の方針』を示す（2022年12月22日）
兵庫県は、阪神・淡路大震災で被災した人への貸し付けについて、返済を免除する方針を示しました。
兵庫県は、阪神・淡路大震災で負傷した人や被害を受けた人が生活再建を進められるよう、国と協力して「災害援護資金」を貸し付けていますが、震災から２７年が経った今もまだ６億円以上が返済されていません。
兵庫県の斎藤元彦知事は１２月２２日、尼崎市など関係する９つの市からの要望を受け、６億円のうち県が貸し付けていた約２億円の返済を免除する方針を示しました。
（兵庫県 斎藤元彦知事）
「高齢化がかなり進んで、現実的に回収・返済をこれ以上求め続けるのがちょっと難しくなってくるかなという中で、一定やむを得ない判断」
兵庫県と９つの市は今後、国が貸し付けた約４億円の未返済分についても、国に対して負担軽減を求めていく方針だということです。
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