米国・騎馬警察官 “窃盗犯”逮捕の瞬間 「珍しい」遭遇…まるで西部劇のワンシーン(2022年12月20日)
まるで西部劇のワンシーンだ。アメリカ・カリフォルニア州で馬に乗った警察官が、窃盗の容疑者を追跡し、逮捕するまでの瞬間をカメラが捉えていた。
■「珍しい」パトロール中に…事件に遭遇
フォルサム警察署・シアーズ巡査：「地面に伏せろ」
蹄（ひづめ）の音を響かせて走る馬。乗っているのは、警察官だ。手綱をさばきながら、容疑者を追い詰める。
シアーズ巡査：「逃げるなと言っただろ」
アメリカ・カリフォルニア州で、警察の騎馬隊による西部劇のような容疑者逮捕の瞬間をカメラが捉えていた。
シアーズ巡査：「万引きが起きた店の近くで、3人の容疑者が逃げ出したので、追跡しました。容疑者たちが分かれたので、2頭の馬でそれぞれ追い掛けました」
騎馬警察官の2人は、商業施設で防犯のため、パトロールをしていたところ、万引き事件に遭遇したという。
フォルサム警察署・ホワイト刑事：「これは珍しいです。発生中の事件に遭遇するのは、あまりないので」
シアーズ巡査：「ホワイト刑事は2人の容疑者を追い、盗品の入った車を見つけました。その間に、私はもう一人の容疑者を逮捕しました」
■お手柄の馬2頭には…ご褒美で「リンゴ」
10歳の馬、クライドに乗ったシアーズ巡査は、無線で同僚を誘導しつつ容疑者を追い込み、逮捕につなげたという。
警察によると、逮捕された容疑者たちは、他の店でも万引きを行い、洋服など総額1万ドル、日本円で136万円以上を盗んだとみられている。
お手柄だった2頭の馬・クライドとゾロには、ご褒美として、リンゴが与えられた。
馬と警察官たちは、今回のような事件を想定して、長い時間、訓練を続けてきたという。
ホワイト刑事：「防犯パトロールだけでなく、容疑者を逮捕することで、犯罪を減らすことができるのは、やりがいがあります」
（「大下容子ワイド！スクランブル」2022年12月20日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
