【約30メートル】登山男性がクマと滑落 部下が通報 奈良・大峰山系

【約30メートル】登山男性がクマと滑落 部下が通報 奈良・大峰山系

14日、奈良県の大峰山系で登山をしていた男性から「上司がクマに襲われ滑落した」と通報がありました。警察と消防が救助に向かい、15日正午すぎに男性を見つけたということです。

警察によりますと、14日午後0時半すぎ、奈良県上北山村の大峰山系で、28歳の男性から「上司がクマに襲われて落ちた」と110番通報がありました。

滑落したのは大阪府堺市に住む46歳の男性で、2人は14日午前9時ごろクマに襲われ、上司の男性は登山道から、およそ30メートル下の斜面にクマと一緒に滑落しました。上司の男性は、大ケガをしていて意識がなく、部下の男性は山を下りて通報したということです。

警察と消防は、15日朝から25人態勢で捜索していましたが、午後0時20分ごろ、男性を見つけたということです。容体などはわかっていません。
（2022年12月15日放送）

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