殺人事件容疑者が自殺『留置場内ロッカーを1か月近く点検せず』点検したとウソの記録(2022年12月14日)
今年9月に殺人事件の容疑者の男が大阪府警の留置場で自殺した問題で、警察署の担当者がロッカーの点検を怠っていたのに、ウソの記録を作成していたことがわかりました。
元会社員の高井凜容疑者(当時28)は、去年7月に大阪府高槻市の住宅で資産家の高井直子さん(当時54)を溺死させたなどとして逮捕されましたが、今年9月に大阪府警福島署の留置場で首を吊って自殺しました。
高井容疑者は複数のTシャツの一部をひも状に束ねたものを自殺に使用していて、留置場内にある私物を入れるロッカーからは破れたTシャツが見つかっています。福島署はこのロッカーを1か月近く点検していなかったにもかかわらず、「点検した」とするウソの報告書を作成して府警本部に報告していたことがわかりました。
大阪府警は12月14日にも一連の問題の検証結果をとりまとめた報告書を公表する方針です。
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