【ウクライナ侵攻】ロシア軍…ザポリージャ原発に新たに“ロケット砲”設置 ウクライナ国営原子力企業明かす
ロシア軍が占領しているウクライナ南部のザポリージャ原発にロシア軍が新たに多連装ロケット砲を設置したと、ウクライナの国営原子力企業が明らかにしました。
ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムによると、ロシア軍の占領下にある南部のザポリージャ原発にロシア軍が新たに複数の多連装ロケット砲を設置したということです。ロケット砲は原発の使用済み核燃料の貯蔵施設の隣に持ち込まれたということで、核を盾にウクライナ側に圧力をかける意図があるともみられます。
ウクライナの国営原子力企業は先月、「ザポリージャ原発からロシア軍が撤退する準備を進めている兆候がある」としていましたが、再び戦闘が激しくなる懸念もあり、ウクライナ側は「IAEA=国際原子力機関に報告し、原発の安全保障と非軍事化、ロシア軍からの解放を要求した」としています。
(2022年12月9日放送)
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