【セネガルの国会】男性議員が女性議員を突然ビンタ…椅子で応戦 議場は騒然(2022年12月6日)
アフリカ・セネガル共和国の議会で突然、男性議員が女性議員に平手打ち。女性議員もすぐさま椅子で応戦する乱闘騒動となりました。
言論の府で起きた暴力沙汰。
セネガルの国会で生中継された映像をもとに詳しく見ていきます。
紫色の服を着た男性は野党・サム議員で、殴られた黄色い服の女性が与党・ンジャエ議員です。
どうやらサム議員がンジャエ議員の過去の発言を侮蔑的であると指摘したものの、ンジャエ議員は「知ったことか」とどこ吹く風。
それにサム議員が腹を立て、暴力沙汰になった模様です。
しかし、殴られたンジャエ議員も負けておらず、椅子を投げ付けて応戦。
よく見ると、ンジャエ議員はテーブル越しに手を伸ばして椅子を引っ張り上げ、それを持って走り、さらには振りかぶって投げ付けるという剛腕ぶりを発揮。
間に入って止めようとした人も転倒するなど、議場は騒然となりました。
議長：「会議を中断します！会議は中断です！」
引き離され、なだめられても収まらないンジャエ議員は相手を指差し、何かを叫んでいます。
対するサム議員も、また…。
ところで、カラフルな色合いが示す通りセネガルは国会議員の44.2％が女性。
これはイギリスやアメリカを上回る割合です。ちなみに日本の衆議院は9.9％。
また、西アフリカ諸国のなかでセネガルは民主的で安定した国として知られています。
しかし、時として熱くなるのは人間の性（さが）なのでしょうか。
南米ボリビアでは去年、国会で与野党の議員同士の殴り合いが発生しています。
セネガルの国会で殴られ、椅子を投げ返した女性議員はこの後、この場で意識を失い、病院に運ばれました。命には別状がない模様です。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
