【政府】“統一教会”被害者救済法案を提出 今国会での成立目指すも野党反発
政府は、寄付の勧誘の際不安をあおる行為を禁止することなどを盛り込んだいわゆる統一教会の被害者を救済するための法案を閣議決定し、国会に提出しました。
岸田首相「条文の解釈の明文化を図るなどにより、さらに利用しやすく実効性のある制度とする努力を続け(る)」
法案について、政府は、来週10日までの今の国会での成立を目指しています。
しかし、立憲民主党は「被害者の救済」や「再発防止」などの点で不十分だと指摘して野党側の主張を受け入れるよう強く求めました。
立憲民主党・安住国対委員長「何かにがんじがらめになって決断できない総理なのか。それとも局面を打開するために、思いきって我々野党の言葉も丸吞みしてまでこの法案を会期内に通すっていうのか、ここが総理の、大変失礼だけどあなたの分かれ道ですよ」
与野党は、明日も国対委員長会談を開くなど協議を続けます。
双方の意見に隔たりがある中、一致する点を見つけられるかが焦点となっていますが、決着には最後は党首会談が必要という見方も出ています。
(2022年12月1日放送)
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