【さらなる火種】岸田政権 交代した閣僚まで疑惑が(2022年11月24日)
立憲民主党・高木真理参院議員：「秋葉大臣にも新たな公選法違反の報道が出てきました。そして、総理ご自身の疑惑も報道されました」
ドイツ戦勝利に、日本中が歓喜に沸いた翌朝。岸田総理は、朝から固い表情でした…。
岸田文雄総理大臣：「添付書類の記載に一部、不十分な点があったことについて、今後このようなことがないように事務所に対して指示を出したところです」
去年の衆議院選挙での選挙運動費用収支報告書に98枚の「ただし書きが空白の領収書」が添付されていた不備を認めました。そのうえで…。
岸田文雄総理大臣：「原因は出納責任者の確認漏れであったと聞いております。選挙運動費用収支報告書に記載されている通り『適正な支出』であることを確認しています」
領収書はすでに選挙管理委員会に提出し、手元にはないそうですが、「適正な支出」であったと強調…。国会でもそこを付かれます…。
立憲民主党・高木真理参院議員：「『適正な支出』かどうかを明白に身の潔白を示すものが領収証だと思います。ただし書きも、宛名もないとなると中身が買収に当たるものだったとしても、その可能性もどうやって否定するんだろうかというようなことにもなりかねない」
そして、また新たな火種となっているのが、先日、辞任した寺田稔前総務大臣の後任・松本剛明大臣。
松本大臣と言えば、認証式翌日の国会で早速、「眠っているような姿」が放送され、批判が続出…。
松本剛明総務大臣：「率直に申し上げれば、地元でも私自身あまり目が大きい方でないせいと、あと少し物を話したりする前に考える時に目を細める癖があるようでありまして…」
さらには、前任者と同じ政治と金の問題までも…。政治資金パーティーで、会場の収容人数をはるかに超えるパーティー券が販売された疑惑です。
共産党・宮本岳志衆院議員：「松本剛明支援の集いの収入が1988万円。1998万円を1枚2万円で割れば、『994人分のパーティー券』が売られた計算。大臣、この最大収容人数400人の部屋にどのようにして1000人近くを収容できたんですか？」
松本剛明総理大臣：「『欠席される方がいらっしゃる』ということは事実であります。政治資金については、法に則って『適切に処理』させて頂いております」
秋葉復興大臣に松本総務大臣、さらには岸田総理自身の疑惑まで…。総理を取り巻く環境は、さらに厳しくなっています。
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