北朝鮮がICBMを発射 北海道の渡島大島付近に落下か 6か国首脳らの緊急会合も｜TBS NEWS DIG

北朝鮮がICBMを発射 北海道の渡島大島付近に落下か 6か国首脳らの緊急会合も｜TBS NEWS DIG

北朝鮮が、きょう午前ICBM=大陸間弾道ミサイルを発射しました。北海道の西側、日本のEEZ=排他的経済水域内に落下したと推定されています。

岸田総理
「北朝鮮はこれまでにない頻度で、挑発行動を繰り返しています。断じて容認することができない」

外遊先で急きょ取材に応じた岸田総理。防衛省によりますと北朝鮮は午前10時14分頃、首都平壌近郊からICBM級ミサイル1発を発射しました。ミサイルの飛行距離はおよそ1000キロ、最高高度は6000キロで高い角度で打ち上げるロフテッド軌道と推定されています。

およそ70分間ミサイルは飛び続け、北海道の渡島大島の西およそ200kmの日本のEEZ内に落下したとみられますが、船舶などへの被害は今のところ報告されていません。

アメリカ・バイデン政権は北朝鮮のミサイル発射を非難し「アメリカ本土および同盟国の韓国、日本の安全確保のために必要なあらゆる措置を講じる」とのコメントを発表。

北朝鮮に対しては真剣な対話に臨むよう改めて求め、またAPEC=アジア経済協力会議が開催されているタイ・バンコクでは日米韓にカナダなどを加えた6か国の首脳らによる緊急会合が開かれました。

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