「宝物が目の前から消えてしまった」小槌杏さん（18）の遺体が帰国　ソウル梨泰院・群集事故

「宝物が目の前から消えてしまった」小槌杏さん（18）の遺体が帰国　ソウル梨泰院・群集事故｜TBS NEWS DIG

韓国・ソウルの群集事故で亡くなった小槌杏さんの遺体が、きょう夕方、日本に帰国しました。

記者
「ソウルで群集事故に巻き込まれ死亡した、小槌杏さんの遺体が日本に到着しました」

小槌杏さんの遺体は午後4時まえ、成田空港に到着しました。

埼玉県出身で、韓国の文化やファッションなどに興味を持ち、将来は日本語教師になる夢を持っていたという小槌さん。

8月末から韓国に留学していましたが、無言の帰国となりました。

これに先立ち正午すぎには、遺体と対面するため現地に入っていた小槌さんの家族も帰国しました。

家族はきのう、「素直で優しく、ちょっぴりマイペースな娘は、私達の宝物です。その宝物が目の前から消えてしまった現実を、今はまだ受け止めきれずにおります」とコメントしていました。

同じく群集事故で犠牲となった北海道根室出身の冨川芽生さん（26）の遺体は、あす帰国する見通しです。

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