行楽日和の祝日 至る所で駐車場待ち 外国人観光客は五感で感じるイベントに興味津々(2022年11月3日)
行動制限がないなかで迎えた3日の「文化の日」は各地で行楽日和となり、観光地は多くの行楽客でにぎわいました。紅葉が見頃を迎えた栃木県の日光では、至る所で駐車場待ちの行列ができていました。
道路は渋滞でノロノロ、駐車場はぎっしり。祝日の観光地は人でごった返しました。
祝日の3日、富山県の黒部峡谷では、トロッコ電車が満員電車状態です。深まる秋を感じる景色。
一方、対照的だったのは札幌の観光地。
観光客：「（Q.雪はどう？）寒い…耳冷たい。凍っちゃう、凍っちゃう」
3日は北海道を除けば東日本も西日本も行楽日和。どこも混雑です。
関越道上空からは渋滞の影響でしょうか、2車線に渡って車が止まっている様子が確認できます。
お目当ては紅葉狩り。栃木県の日光は見頃を迎えていました。
観光客：「紅葉を見に来ました。めっちゃきれいです、真っ赤でね」
ただ、景色にたどり着くまでが大変です。景色を楽しもうとゆっくり登るため「いろは坂」は渋滞。観光客の多くは、いろは坂を越えて明智平のロープウェーに乗るため、駐車場を目指します。最初はスイスイ進みましたが、あと2キロの所で渋滞に…。
通常30分で着くところが、結局1時間以上が経過してようやくロープウェーの駅の駐車場に入ることができました。
観光客：「めっちゃ待ちました」「（Q.1時間待って見る景色は？）ちょっと曇ってたんですよ…」
船の上から紅葉を眺める中禅寺湖のフェリーもデッキの上に観光客がギッシリです。華厳の滝近くの駐車場では、駐車場に入るために車の長い列ができています。駐車場の看板には満車の表示が出されています。
日本三大名瀑の一つ「華厳の滝」に入る駐車場。
観光客：「（Q.一苦労？）かなり。20分や30分は待つんじゃないか」
車を誘導する女性は…。
駐車場のスタッフ：「今、稼がないと大変です。ここのところ良い天気なんで助かります。外国人さんも増えてきましたね」
絶景地に集まるのに国は関係ありません。
ドイツ人：「美しい山々ですね」「紅葉が美しいです。（ドイツでは）ここまで鮮やかではない。あしたは京都に行きます」
その京都にある、周りの木々が華麗に色付く嵐山の渡月橋には…。
ドイツ人：「ドイツから来ました。京都の美しい自然と建築を実際に見て体験するために来ました」「皆がマスクをしているので、ドイツとは違いますね」「（Q.何か買いましたか？）ダンゴ。ジャパンとても好き」
佐賀県で3年ぶりに通常開催された伝統の秋祭り「唐津くんち」。
大きな赤い魚などの山が街を練り歩き、多くの人でにぎわました。ここにも…。
オランダ人：「（Q.どこから来た？）オランダ」「（Q.どれが一番かっこよかった？）コイ、コイ、コイ。とても美しく作られた手工業の技術ですね」
実はこれ、コイではなくタイなのですが、日本の伝統の技を堪能できた様子。
オランダ人：「すごいね！」
大分県でも。
アメリカ人：「ホット、ベリーホット。とても気持ち良いです」
砂湯を満喫する外国人観光客たち。
アメリカ人：「リラックスできました。汗が出ましたが、とても良かった。
地獄巡りの「血の海地獄」では…。
アメリカ人：「すごくワクワクしています。ドラゴンが出てきそう」
東京・新宿にある花園神社ですが、3日から3年ぶりに「酉（とり）の市」が開催されています。
商売繁盛祈願の伝統行事「酉の市」にも、たくさんの外国人の姿が…。
フィンランド人：「この酉の市を目当てに来た。キリスト教にはこういうイベントがないので、斬新で五感で感じられるイベント」
列に並んでいる2人組はアメリカから来た観光客。
アメリカ人観光客：「この額で十分かな？」
どうやら初めて参拝する模様。
アメリカ人観光客：「お金を入れてお辞儀2回。そして2回手をたたく。そしてまたお辞儀」
境内にある熊手が気になるようで…。
アメリカ人観光客：「OK、これは何ですか？」
店員：「商売が良くなるように飾ります」
アメリカ人観光客：「（Q.これ欲しいですか？）NO、NO、OK！」
一方、フランス人も興味津々。
フランス人：「これは農業で畑で使う物に見えますね」「とてもカラフルですね」
4日前にスウェーデンから来た家族は、たまたま歩いてたどり着きました。
スウェーデン人の家族：「とても素敵で、スウェーデンやヨーロッパとは違う所ですね」「とてもフレンドリーで、雰囲気が良いですね」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
