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“発砲音小さいイタリア製の拳銃”使われる…現場に残された弾丸など鑑定【王将事件】(2022年11月1日)
「餃子の王将」の運営会社の社長を射殺したとして暴力団幹部の男が逮捕された事件で、犯行に使われたのは“発砲音が小さいイタリア製の拳銃”だったと警察が特定したことがわかりました。
特定危険指定暴力団・工藤会系幹部の田中幸雄容疑者(56)は、「王将フードサービス」の前社長・大東隆行さん(当時72)を射殺したなどの疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、犯行に使われた拳銃は見つかっていないものの、現場に残された薬きょうや弾丸などを鑑定した結果、イタリア製の25口径の自動式拳銃が使われたと特定したということです。
銃に詳しい専門家によりますと、25口径の拳銃は発砲音が比較的小さく、発砲した際の衝撃も少ないということです。殺傷能力が低いため銃撃に使われることは珍しいということです。
警察は、周辺の住民などに犯行を気づかれにくくする狙いがあったとみて捜査しています。
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