【「餃子の王将」社長射殺事件】暴力団組員の男は黙秘
9年前、「餃子の王将」を展開する会社社長が射殺された事件で、28日に逮捕された暴力団組員の男が、警察の調べに対し黙秘していることが分かりました。
29日午前4時10分ごろ、捜査本部が置かれている京都府警山科署に移送された特定危険指定暴力団・工藤会系の組幹部、田中幸雄容疑者（56）は、9年前の2013年12月、京都市山科区にある「王将フードサービス」の本社前で、当時の社長・大東隆行さんを拳銃で撃ち、殺害した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、田中容疑者は警察の取り調べに対し、雑談には応じるものの、事件については黙秘しているということです。
京都府警は、福岡県警と合同捜査本部を設置し、関係先10か所以上の家宅捜索を進めるなど、共犯や犯行を指示した人物など組織的な関与も視野に入れ、事件の背後関係について調べを進めています。
（2022年10月29日放送「ストレイトニュース」より）
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