【“統一教会”が提訴】出演者の発言めぐり…日本テレビとTBSラジオを
宗教団体「世界平和統一家庭連合」、いわゆる「統一教会」は27日、番組出演者の発言で名誉を傷つけられたとして、日本テレビとTBSラジオの両局と出演者2人に対し、総額3300万円の損害賠償などを求める訴えを起こしました。
訴状などによりますといわゆる統一教会は、日本テレビの「スッキリ」ではジャーナリストの有田芳生さんの発言で、TBSラジオの番組では紀藤正樹弁護士の発言で、教団の名誉を傷つけられたとして、両局と2人を相手取り、東京地裁に2件の訴えを起こしました。
教団側は、2人の発言が「事実に反する」などと主張し、損害賠償として日本テレビと有田さんにあわせて2200万円、TBSラジオと紀藤弁護士にあわせて1100万円の支払いと、それぞれの放送局による謝罪放送などを求めています。
今回の提訴について、日本テレビは「訴状を確認した上で今後の対応を検討いたします」、TBSラジオは「訴状を受け取り次第、対応を検討してまいります」とコメントしています。
（2022年10月27日放送「news every.」より）
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