【逃走の28歳女逮捕】“スプレー噴射”容疑 レジの家族とトラブル？
埼玉県羽生市の「イオンモール羽生」でスプレーをかけられ、7人が搬送された事件で、25日夜、逃走していた28歳の女が、逮捕されました。事件が起きた23日、セルフレジにいた家族は、容疑者の女から「私、並んでたんですけど」と話しかけられ、トラブルになったとみられています。
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埼玉・羽生市のイオンモールで客にスプレーをかけ、ケガをさせたとして、25日夜、埼玉県行田市の赤羽純依容疑者（28）が逮捕されました。
事件後、赤羽容疑者は行方が分からなくなっていましたが、25日午前9時ごろ、「（羽生の）イオンの件は、私がやりました」と、埼玉県警羽生署に、自ら電話をかけてきたといいます。報道を知った親が諭し、赤羽容疑者は電話をしたということです。
警察の調べに対し、赤羽容疑者は「スプレーをかけたことは間違いないが、けがをおわせたことはわかりません」と供述しているということです。
被害者と赤羽容疑者は「面識はなかった」とみられています。一体なぜ、スプレーをかけたのでしょうかーー。
佐藤梨那アナウンサー
「女（赤羽容疑者）は事件の数時間前から、イオンモールの中で買い物をしていたということです」
事件が起きる数時間前から、買い物をしている赤羽容疑者の姿が防犯カメラに映っていました。警察によると、この時は特に不自然な様子はなかったといいます。しかし、会計の時、問題が発生しました。
23日午後7時すぎ、イオンモールの食品売り場でセルフレジに並んでいたという家族によると、赤羽容疑者から「私、並んでたんですけど」と話しかけられ、トラブルになったとみられています。
そして、家族が別のレジに並び直したところ、赤羽容疑者が背後から近づき、突然、この家族の母親の背中に向けて、スプレーを吹きかけたといいます。
「鼻につんとくる刺激臭が漂った」という現場で、赤羽容疑者がかけたのは“催涙スプレー”とみられています。目や喉の痛みなどで周辺にいた7人が病院に搬送、背中にスプレーをかけられた母親が軽いケガをしました。
事件直後の様子を目撃した人
「食品コーナーらへんが、警察とかすごい数いたんで、もう通れないなって。すごく怖いなって」
スプレーについて、赤羽容疑者は「何かあった際に、自分を守るために持っていた」と供述しているということです。
警察は、赤羽容疑者の刑事責任能力などを慎重に調べています。
(2022年10月25日放送「news zero」より）
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