【150円目前→145円台に】22日未明に続き…24日朝も為替介入か
24日朝の外国為替市場で円相場が一時=1ドル=149円台後半まで下落したあと、145円台まで急騰しました。市場からは、再び為替介入が実施されたとの観測がでています。
24日午前8時半ごろに150円目前に迫っていた円相場は、わずか10分ほどで145円台となるなど極めて不安定な相場となっています。
22日未明に為替介入に踏み切った鈴木財務大臣は24日朝、介入の有無について明言を避けました。
――Q(土曜日未明に)覆面介入を実施したという情報がありますが?
鈴木財務大臣「コメントしません」
――その方が効果的だとの判断でしょうか?
鈴木財務大臣「いま、私どもは市場を通じて投機筋と厳しく対峙(たいじ)している、そういう状況ですから、そういうことを考えてコメントいたしません」
このように述べ、「必要に応じて、必要な対応を取る」と市場をけん制しました。
また、24日午前8時半すぎに145円台まで円が急騰し、再び介入したのではないかという質問に対し、財務省の神田財務官は次のように述べました。
神田財務官 「(為替の介入については)一切コメントしません。先ほど申し上げたはずです」
現在は148円台となっていて、政府・日銀と市場の間で攻防戦が続いています。
(2022年10月24日放送)
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