【東京オリ・パラ汚職】組織委元理事 受託収賄容疑で4回目の“再逮捕”へ
東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は組織委員会の元理事を受託収賄の疑いで再逮捕する方針を固めたことが分かりました。元理事の逮捕は4回目となります。
組織委員会・元理事の高橋治之容疑者は、大会スポンサーの企業側などから賄賂を受け取ったとしてこれまで3度逮捕されていて、立件総額は1億4000万円あまりにのぼります。
その後の関係者への取材で、特捜部が高橋容疑者を受託収賄の疑いで再逮捕する方針を固めたことが新たにわかりました。
都内のぬいぐるみメーカーの「サン・アロー」が、大会マスコットのぬいぐるみを公式ライセンス商品として販売できるよう組織委員会側に働きかけた見返りに賄賂を受け取った疑いがあるということです。
また、高橋容疑者は広告会社「ADKホールディングス」がスポンサー契約に関連した業務を担当できるよう「電通」側に働きかけた疑いもあり、特捜部は、オリンピックをめぐる高橋容疑者周辺の資金の流れを引き続き調べています。
(2022年10月18日放送「ストレイトニュース」より)
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