大迷惑なニセ注文 “大手会社”の番号使い300件以上か(2022年10月17日)
約300店舗が「ニセ注文」被害。謎の「ヤマザキ」とは。
被害に遭ったのは、コスプレ姿でのたこやき作りが話題の大阪市内の人気たこ焼き店GOONIES。
10日の午後、お店に電話がありアルバイトの従業員が、たこ焼き4パックを含む総額3000円ほどの注文を受けたそうです。
たこ焼きGOONIES・ゆきお店長：「声質的には中年の女性。妙に、なんかこう焦っていた感じの早口でお話をされる方だったというのは聞きました。『ヤマザキです」というふうにお伺いしたんですけど」
ところが、このヤマザキと名乗る女性…。30分以上経っても商品を受け取りに現れません。
ここまではよくある話ですが、聞いていた連絡先に電話をすると、まさかの展開に…。
たこ焼きGOONIES・ゆきお店長：「大阪府内の大手アパレル会社の店舗につながりました。一応、念のために『ヤマザキさんという方はおられないですか？』と聞いたんですけど、『ヤマザキって言ってましたか？だったらそれ、イタズラです。』というふうに…」
アパレル店によると、3～4年の間に300店舗以上の飲食店から、たこ焼き店と同じ内容の問い合わせがあり、声の特徴や「ヤマザキ」と名乗る部分も一致しているそうです。
300件以上のニセ注文が「アパレル店の電話番号」が連絡先であるため飲食店よりも、アパレル店側の方にダメージを与える目的のように思えますが…。
たこ焼きGOONIES・ゆきお店長：「とばっちりです。飲食店を『嫌がらせの道具』に利用して攻撃しているという事になる。「『腹立たしい』プラス、なんかちょっと怖い」
お店側は、注文の電話が来た時点では着信番号の確認はできなかったそうですが、今後のために、非通知での着信を拒否するなどの対策を取り、SNSでも注意喚起を行っています。
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