【観光バス横転】運転手は出発前に点呼も…記録上は体調などに問題なし

【観光バス横転】運転手は出発前に点呼も…記録上は体調などに問題なし

13日正午ごろ、富士山5合目につながる静岡県小山町の県道で大型観光バスが横転し、70代の女性1人が死亡、3人が重傷となっています。警察は、過失運転致傷の疑いで26歳の運転手の男を現行犯逮捕しました。バスを運行していた埼玉県のバス会社の前から中継です。

バスは13日午前6時半すぎ、「クラブツーリズム」から委託されバスを運行していた埼玉・飯能市の「美杉観光バス」本社営業所を出発していました。そして午前7時半ごろに西武新宿線・狭山市駅前など3か所でツアー客を乗せ、富士山5合目に向かい、その後事故を起こしました。

会社の関係者によりますと、出発前に運転手の野口祐太容疑者の点呼を行っていましたが、記録上は体調などに問題はなかったということです。また、この関係者が2、3日前に野口容疑者と会った時にも、挨拶を交わしたくらいだったものの、普段と変わらず体調などに問題はなく見えたということです。

バス会社の社長や副社長など幹部が、この後に開かれる「クラブツーリズム」の記者会見に同席するということで、バスの整備状況などについて説明があるものとみられています。
（2022年10月13日放送「news every.」より）

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