【高速で”降車”】男女はねられる 車の停止時に注意すべき点は
3連休の最終日、高速道路上で車から降りた男女2人が後続車にはねられ、女性が死亡する事故が発生しました。11日から全国旅行支援もはじまり、車での移動も増えることが予想されます。高速道路上で車が停止した場合、注意するべき点とは。
◇
3連休最終日の夜、東京を目指し東名高速道路上を走っていた「news zero」の取材班が乗る車はノロノロとしか進めませんでした。
東名高速道路では10日午後6時半までに、綾瀬スマートインター付近を先頭に17キロの渋滞が発生。東名高速は10日午前1時前から、神奈川県横浜市内の下り線で約9時間にわたり通行止めとなっていました。原因は、高速道路上で事故を起こした車から降りた男女2人が後続車にはねられた事故でした。
警察によると、最初の事故を起こしたのは、男女2人ずつが乗った乗用車でした。東名川崎インターチェンジと横浜青葉インターチェンジの間で単独事故を起こし、第2車線と第3車線をまたぐようにとまっていました。中央分離帯に車が乗り上げた跡と、第1車線のガードレールに車がぶつかった跡があり、車の前方部分は大きく破損していたといいます。
車から降りて路上にいたのは、助手席に座っていた20歳の国田美佑さんで、後ろからきた乗用車にはねられました。さらに、国田さんに駆け寄った19歳の運転手の男性も、別の乗用車にはねられたということです。
国田さんは病院で死亡を確認され、男性は顔面を骨折する重傷でした。同乗していたその他の2人は、中央分離帯の方へ避難していたということです。
◇
車のトラブルに対応するJAFは、高速道路では特に“路上にとどまらないよう”呼びかけています。
JAFのホームページでは、高速道路上で車外に出た人の目線の映像が公開されています。今回の事故は夜間に発生しましたが、この映像から、夜間では道路上にいる人からは走行車との距離感がつかみにくくなり、走行する車側の目線では人がいることを確認することは極めて困難になることが分かります。
JAFは、高速道路で車が停止した場合、同乗者と一緒にガードレールの外側などに避難することと、車より後方で待機するよう呼びかけています。
事故当時、高速道路は雨でぬれていたということで、警察は、単独事故を起こした車がスリップした可能性も含めて、原因を捜査しています。
(2022年10月10日放送「news zero」より)
#高速道路 #神奈川県 #横浜市 #日テレ #newszero #ニュース
◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://ift.tt/FZlkwhB
Instagram https://ift.tt/C6DY0G1
TikTok https://ift.tt/gfr4QeN
Twitter https://twitter.com/news24ntv
◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP
https://news.ntv.co.jp
コメントを書く