連休初日の観光地賑わう 全国旅行支援や外国人観光客の“順風”に期待(2022年10月8日)
3連休の初日、好天に恵まれ観光地は多くの人でにぎわいました。11日に始まる全国旅行支援や外国人観光客の個人旅行解禁に観光地からは期待の声が上がっています。
逃げるシカを追い掛けて、キャッチ。そして。観光客らがけがをしないように角を切る、奈良の伝統行事です。
7日とは打って変って、秋晴れの空が広がった3連休初日。各地でお出掛け気分が高まりました。
秋田で子どもたちが頬張るのは名物の「きりたんぽ」。
来場客：「美味しかった」「（Q.どんな味がした）ねぎが美味しかったです」
関東有数の温泉地も。
千葉から来た観光客：「千葉から来ました。この後旅館に入って、温泉入って」「すごく楽しい」
楽しみなのは、この3連休だけではありません。来週11日からは、国内の旅行が割引になる「全国旅行支援」が始まります。
観光客：「使いたい。割引になるのが魅力」「今回ちょっと前に旅行を予約してしまったので残念」
商店街では期待の声が。
昆布店：「期待しているよ。期待している。来て頂かないとこっちも困っちゃう」
売り上げが2割伸びるという昆布店。同じ11日からは、外国人観光客の個人旅行が解禁されるほか、一日あたりの入国者数の制限も撤廃され、期待が高まります。
昆布店：「よっしゃと、やるぞという気持ちはある。結果はどうあれ、やる気を失ったらおしまいだから」
どのようにして外国人に昆布を売り込むのかというと。
昆布店：「ジェスチャー。通じるのよ。片言の英語はさむと、たいがい理解してくれる。表情で」
コロナ前、箱根の町はたくさんの外国人観光客でにぎわっていました。
こちらは、源泉かけ流しの大浴場が自慢の温泉旅館。海外から客を呼び込もうと、あの手この手です。
箱根藍瑠・渡辺健支配人：「海外のお客様が『箱根町』で検索した際に1ページ目の上位に（店名が）表示されるよう広告費を費やしております」
他にも、外国語が堪能なスタッフをそろえるなど、おもてなしの準備に余念がありません。
そうした努力の甲斐もあってか、すでに海外からの予約が相次いでいました。
箱根藍瑠・渡辺健支配人：「直近2週間の予約のうち、約60が海外客の予約。11月の紅葉、人気のシーズンを前にしての緩和で海外のお客様から年内の予約を多く頂いている」
外国人客の割合は、全体の8割を占めていたコロナ前の水準に戻りそうな勢いだといいます。
箱根藍瑠・渡辺健支配人：「海外の客には宿泊だけでなく、観光施設を巡ってもらったり、町全体の活性化にもつながるので非常に期待しています」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
