シダックスのTOB オイシックスが期限の延長を発表 ｜TBS NEWS DIG
給食大手のシダックスの株式取得を目指し、TOB=株式公開買い付けを実施している食品宅配のオイシックスは、きょうまでとしてきたTOBの期限を延長すると発表しました。
オイシックスはシダックス株の最大33%余りの取得を目指し、きょうを期限としてTOBを実施していますが、この期限を今月20日まで延長すると発表しました。延長の理由について、オイシックスは「諸状況を総合的に勘案した」としています。
このTOBをめぐっては、▼オイシックスとの資本提携を進めたい創業家と▼オイシックス以外との連携も公平に検討するよう求める取締役会との間で意見が対立する異例の展開となっています。
関係者によりますと、シダックス内では中心事業となっているフード関連子会社の株式の扱いをめぐって、取締役会側はオイシックス以外との連携も公平に検討するよう主張していて、依然、協議が続いています。
この点についてオイシックスは、今月7日をめどにシダックスの創業家および取締役会との間で合意する見通しだとしていて、混乱の収束に期待をにじませています。
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