【67歳男を逮捕】生活困窮者らの共同住宅で火災 放火か 2人死亡
北海道・北広島市の共同住宅で、自室に火をつけ建物を燃やしたとして、住人の男（67）が逮捕されました。焼け跡からは性別不明の2人の遺体が見つかったほか、住人1人がケガをしています。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、北広島市の無職・荻野正美容疑者（67）です。
荻野容疑者は、30日午前5時半すぎ、北広島市中央2丁目にある共同住宅の2階自室内に火をつけ、建物の一部を燃やした疑いが持たれています。
近所の人「けっこう激しかったです。窓から火が2階から出ていた感じ」
消防によりますと、共同住宅は2階がほぼ全焼し、焼け跡から性別不明の成人2人の遺体が発見されたほか、住人1人が避難の際に足にケガをして病院に搬送されました。
建物を運営する会社のホームページによりますと、共同住宅は生活困窮者らが支援を受けて暮らす施設だということです。
荻野容疑者は調べに対し、「灯油を自分の部屋にまいて火をつけた」と話し、容疑を認めているということで、警察が動機などを慎重に調べています。
(2022年9月30日放送)
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