広告会社「大広」執行役員を贈賄容疑で新たに逮捕 元理事は3回目の逮捕 東京五輪汚職事件 東京地検特捜部｜TBS NEWS DIG
東京オリンピック・パラリンピックの汚職事件で、東京地検特捜部はきょう、広告会社「大広」からも賄賂をもらったとして、大会組織委員会元理事の3回目の逮捕に踏み切りました。
特捜部は、きょう新たに広告会社「大広」執行役員の谷口義一容疑者（57）を贈賄の疑いで逮捕し、関係先の家宅捜索をしています。
そして特捜部は、大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者（78）が、谷口容疑者から「大広」もスポンサー契約業務を行わせてほしいなどという依頼を受け、賄賂を受け取ったとして3回目の逮捕に踏み切りました。
特捜部は、賄賂として2019年から今年2月まで4回にわけ、およそ1500万円が高橋容疑者の知人、深見和政容疑者（73）の会社に振り込まれたとしています。
特捜部は谷口容疑者らの認否を明らかにしていませんが、関係者によりますと、高橋容疑者はこれまで特捜部に対し、「大広」側から賄賂を受け取った疑いを否認しているということです。
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