北朝鮮 国連総会で演説「米国の勢力から主権守る」(2022年9月27日)
ニューヨークで開かれていた国連総会で北朝鮮の大使が演説し、核戦力を引き続き増強する考えを表明しました。
北朝鮮の金星（キム・ソン）国連大使は26日、国連総会の一般討論演説で「北朝鮮はアメリカと、それに従属する勢力から主権を守り、朝鮮半島の安全を確保する正しい答えを見つけた」と述べ、核戦力を増強していく考えを示しました。
また、ロシアのウクライナ侵攻を巡り国連の安全保障理事会の機能不全が指摘されるなか、金星大使は「アメリカなどの横暴や恣意性（しいせい）がなくならない限り、安保理の信頼性は回復しない」と指摘しました。
アメリカが主導した北朝鮮の核・ミサイル開発に対する制裁決議を認めない立場を主張しています。
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