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“後出し”続く山際大臣 「1年で資料整理」弁解に専門家「まずありえない」(2022年9月24日)
外部からの指摘を受け、旧統一教会との接点をまたもや「後出し」で認めた山際大臣。その弁解の内容に、疑問の声があがっています。
山際経済再生担当大臣は今週、旧統一教会が主催するイベントに出席していたことを新たに認めました。そのイベントで撮られた写真で、大臣が見つめる先には、韓鶴子総裁の姿も確認できます。
今月8日に自民党が公表した点検結果には報告がなく、いわゆる「後出し」です。そのことについて山際大臣は…
山際経済再生担当大臣:「私の事務所では、おおよそ1年を区切りとして資料を整理し、必要最小限のものしか残していない状況となっています。こうした資料整理のため、出席した会合を自身で確認することができない」(20日の会見)
山際大臣が旧統一教会との接点を認めるのは、今回が初めてではありません。先月10日、大臣留任が決まった直後に、関連団体への会費の支出とイベント出席を公表。先月25日には、ネパールで開催された関連団体のイベントなどへの出席を認めました。この時も、事務所に資料が残っていないと弁解したうえで…。
山際経済再生担当大臣:「報道に出ているものを見る限り、私が出席したと考えるのが自然だと思います」(先月25日の会見)
そもそも国会議員が、およそ1年で資料を捨ててしまうということは、本当にあり得るのでしょうか。
政治アナリスト 伊藤惇夫氏:「通常ではまずありえないと思います。当選以来のデータを蓄積されている方もいるし、過去のデータを消去するというのは、ちょっと普通では考えづらいですね。こういう説明でみんなが理解する、納得すると本当に思っているのかなと疑問に感じてしまいますよね」
野党からは辞任を求める声も高まる中、岸田総理は難しい判断を迫られると指摘します。
政治アナリスト 伊藤惇夫氏: 「そのまま続けさせるということになれば、次の臨時国会で野党から集中砲火を浴びることは間違いないですよね。 そうすると、国会審議にも大きな影響が出てくる可能性がある」
サタデーステーション 9月24日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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