台風14号 今後の進路・全国の天気について 及川藍気象予報士解説 東日本、北日本 午前中が雨や風のピーク（午前8時25分現在）｜TBS NEWS DIG
きょうは東京でも時折、横殴りの雨になっているところがあります。東日本や北日本では、午前中が雨や風のピークとなりそうです。暴風や大雨に警戒をしてください。
台風14号の進路を見ていきますと、台風14号はこのあと東北付近を進んだ後、午後には東の海上へ抜けて温帯低気圧に変わる見通しです。台風の強風域が東日本から北日本の広い範囲にかかっています。きょう未明には輪島で、30m以上の最大瞬間風速を観測しました。
また雨も強まっています。雨の様子を見ていきますと、この時間は関東甲信から東北にかけて活発な雨雲がかかって激しい雨の降っているところがあります。雨雲が南北に伸びていて、温帯低気圧に変わりつつありますが、湿った空気の影響で、この後も活発な雨雲がかかりやすいです、土砂災害などに警戒が必要です。
午前10時の雨と風の予想を見ていきますと、きょうは東日本や北日本でも風が強く吹きそうです。午前中は雨も強いので横殴りの雨にご注意ください。
雨の予想を動かしていきますと、昼頃にかけて関東や東北では激しい雨の降るところがありそうです。午後も関東や東北の太平洋側を中心に雨の残るところがあるでしょう。
きょう予想される最大瞬間風速は、東日本や北日本を中心に35mと非常に強い風が吹きそうです。
また予想される雨の量は、関東甲信で120ミリ、東北で100ミリなどとなっています。ほとんどが午前中の雨なんですけれども、午前中は短い時間で一気に雨の量が増える恐れもあります。土砂災害や低い土地の浸水などに警戒をしてください。
きょうは西から天気が回復に向かいます。きょうの全国の天気です。午前中は東日本や北日本を中心に荒れた天気となるでしょう。西日本は晴れ間の出るところが多くなりそうです。ただこれまでの大雨で地盤の緩んでいるところもありますので、土砂災害などには警戒をしてください。関東や東北の太平洋側は午後もすっきりしない天気となりそうです。
予想最高気温です。台風が通過すると北風に変わって、秋の涼しい空気が流れ込んできます。
日本海側ではきのうより大幅に低いところもあるでしょう。金沢や新潟では22℃くらいと10月中旬並みになりそうです。気温の変化にお気をつけください。
東京は30℃まで上がる予想ですが、こちらも夕方以降、北風がひんやりとしてきそうです。服装選びに注意が必要です。
週間予報です。西日本はあすは秋晴れとなるところが多いでしょう。あさっても晴れ間がありますが、金曜日からの三連休は曇りや雨となりそうです。
続いて東日本と北日本です。北日本はあす・あさってと広い範囲で晴れるでしょう。関東はあす、多少日差しはありますが、雲が広がりやすい予想です。金曜日頃からは東海や関東で雨脚の強まるところも出てきそうです。
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