【解説】台風14号…3連休”直撃” 列島縦断の恐れ
台風14号は強い勢力で日本に接近中で、3連休は西日本を中心に警戒が必要です。全国的に天気は大荒れとなるおそれがあり、九州から四国では、「大雨警報」が出る可能性が高くなっています。
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■「台風14号」西日本を中心に大荒れ
有働由美子キャスター
「大型で強い『台風14号』最新の予想進路ですが、18日から19日にかけて、強い勢力で奄美・九州に接近、そして、19日から20日にかけて日本列島を縦断するおそれがあるとの予想で、全国的に影響が出そうです。どのエリア、どの期間に、いつ警戒が必要になるか、村上さんお願いします」
村上なつみ気象予報士/防災士
「この『台風14号』ですが、雨・風ともに警戒が必要です。西日本を中心に全国的に天気は大荒れとなるおそれがあり、特に九州では、災害が発生するほどの記録的な大雨になるおそれもあります」
「そして、”警報級”、大雨警報が出る可能性がある期間を表した図では、九州から四国では『大雨警報』が出る可能性が高く、九州では3連休全て警戒が必要になります。また、18日から19日にかけては、中国地方から関東甲信でも大雨となる可能性があります」
■大雨 広範囲で警戒必要
有働
「連休最終日（19日）には、北海道でも警戒の必要があるんですね」
村上
「そうなんです。今回は広い範囲で大雨に警戒が必要になります。そして、『暴風への警戒が必要になる期間』ですが、九州では3連休全てです。19日は、九州から東海地方の広い範囲で、『暴風警報』が出る可能性が高くなっています。関東甲信は、19日、20日にかけて警戒が必要です。台風が接近した地域では、トラックが横転、電柱が倒れるなどするぐらいの猛烈な風が吹くおそれがあります」
有働
「十分警戒してもらいたいですが、廣瀬さん、3連休は？」
廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン（「news zero」パートナー）
「僕は遠出をする予定はないですが、最近、九州・沖縄に台風がよくきているので、特に九州地方は今回もすごい心配ですね」
有働
「そうですね。気を付けていただきたいと思います。3連休ですので、前々から予定を立ててお出掛け楽しみにしているという方も多くいると思いますけど、場合によっては、延期や安全なところにとどまる方法というのを、ぜひ今のうちから検討してください」
(2022年9月15日放送「news zero」より）
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