【異常気象】ツイッターのデータ“消失”の意外な理由 熱波で「川の移動計画」も(2022年9月15日)
世界各地で異常気象による騒動が起きています。アメリカではあまりの暑さにツイッターのデータが消失。タイでは冠水した道路でウェークボードを始める人が現れました。
気候変動が、騒動を引き起こしたのか。
タイのバンコク近郊。男性は「板」のようなものを取り出し、大雨で冠水した道路を滑り始めました。
男性はプロのウェークボーダー。タイは今「雨期」で道路の冠水は珍しくはないようですが、この「場所」で滑るのまずいのでは。
こちらも「場所」がまずかった?
CNN(ケーブル・ニュース・ネットワーク)によれば、5日あの「ツイッター」で、トラブルが発生しました。
ツイッターの技術担当副社長:「ツイッターは異常気象により、サクラメントのデータセンターが失われました」
サクラメントがあるカリフォルニア州ではこの夏、山火事が頻発。暑さでコンピューターにも異常が起きたというのです。
被害を避けるには、膨大な冷房代が掛かります。一部のハイテク企業は、こうした「コスト」を節約するため、より「寒い」場所への「施設の移動」を検討していると言います。
熱波で「移動」させるもの。オーストリアでは「川の移動計画」が。
ハンガリーとの国境に近い「ノイジードル湖」。渡り鳥の中継地で、世界遺産にも登録されていますが…この夏の熱波で、周辺はご覧の有様。
そんななか、浮上したのが、「水を引き込む」アイデア。
国立公園の所長:「私たちはドナウ川からの水路を考えている。小規模に湖まで水を引いてくることが可能だ」
問題は水質。湖は元々塩水で、川を引き込めば生き物の環境などが変わる恐れもあります。
干上がる湖の一方で、アフリカには「水位が上がり続ける湖」があります。コンゴ民主共和国などに接する「タンガニーカ湖」。住宅ぎりぎりまで水が迫り、一部は崩れ落ちています。
住民:「ここには素敵な家がありましたが、皆避難しました。湖は私たちの生活を崩壊させました」
水位はこの3年で5、6メートル上昇したと言います。
都市計画などの元担当者:「水平方向でみると(3年間で)内陸部に200メートルも水が入り込んでいます。一般的にこれは、気候変動や地質学などに関連した問題が原因です」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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